2013年9月12日木曜日

「熊毛地域の概況」に馬毛島の現状記載


鹿児島県熊毛支庁が毎年制作している「熊毛地域の概況」は,熊毛各島(馬毛島,種子島,口之永良部島,屋久島)の状況が多面的かつコンパクトにまとめられており,とてもいい資料です(各章がpdfで公開されていて利用もしやすいです)。
http://www.pref.kagoshima.jp/ap01/chiiki/kumage/chiiki/h24kumagegaikyou.html

さすが地元で作っているだけあって?,いろいろと表現がリアル。
例えば1自然環境(5)優れた自然では・・
・「地形」の項の初っぱなに「馬毛島と周辺の海(西之表市)」が記され,「海中にはサンゴ,熱帯魚が群をなし,磯には貝類が多い」。
・「水生生物」の項には「馬毛島周辺の海藻類(西之表市)」があり,「300種以上の海藻が繁茂。黒潮の影響で亜熱帯性の海藻類が温帯性の海藻に混じり,新種・新産種が多数発見されている。」と説明されています。なんと客観的で的確な解説(^^;)。
・「動物」の項には「馬毛島のマゲシカ(西之表市)」が。ヤクシカ,ケラマジカと並んで最も小型のものといわれているというこれまた的確な記述(アドバイスしました(^^;))。さらに「平成24年8月28日,環境省が「絶滅のおそれのある地域個体群」に選定」という最新情報も入っています。

さらに加えて注目されるのは,先の「地形」の項の最後に,『開発で地形の改変が進んでいる。』との一文がH23年度版から加わったこと。もちろん客観的な事実であり,その是非には触れていませんが,しかし地元に問題意識がなければこのような記述はできません。担当部局の最新情報を県民・国民に知らせようとする客観的態度は立派だと思います。

追記)ちなみに元々「熊毛の概況」を制作していた鹿児島県の離島振興課は,今年度から「@kagoshima_ritou」を開設し,県の離島情報を流している。かなり面白い(^^;)。
https://twitter.com/kagoshima_ritou

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